面接の6つのポイント

就活における面接は筆記試験と同様に非常に重要な試験のひとつです。特に小売業などの流通業界では、筆記試験より面接試験を重要視する傾向があります。

筆記試験はパス(合格)するのに面接でいつも不採用になってしまう人は、必ずどこかに問題があります。面接試験にはいくつかのポイントがあって、面接で不合格になる人は後で挙げるポイントを押さえていない可能性があります。是非、このサイトの面接のポイントを参考にしてください。

面接のポイント

  1. 第一印象に気をつける。
  2. 身だしなみに気をつける。
  3. 爽やかな明るい声で挨拶する。
  4. 笑顔を忘れないようにする。
  5. しっかりと話を聞く。
  6. テキパキ動く。

第一印象に気をつける

人の印象は出会って3秒で決まるとも言われます。そのため、その3秒がそれ以降の面接を大きく左右することがあり、特に面接などの短い時間では、その3秒が合否を分けるポイントになる事があります。

身だしなみに気をつける

人は見た目が7割以上とも言われます。必要以上にオシャレをすることはありませんが、清潔感のある格好をするように心がけましょう。学生によくみられることですが、茶髪、ロン毛は控えめにしましょう。学生からすると「髪型くらい…」と思うかもしれませんが、反対に、会社側からすると、「髪型くらい…」と思います。仕事をしていると様々な理不尽なことを経験しなければなりません。学生生活の延長線上で就職活動をして髪型を変えていないと、採用担当者に仕事に対する意気込みを疑われてしまう恐れがあります。

爽やかな明るい声で挨拶する

挨拶は、社会人の基本ですが、新入社員のなかには挨拶ができない人がいます。特に新入社員は、仕事は教えてもらわないと何もできないですし、どんな場面でも明るい挨拶をすることを求められます。

私も色々な人と一緒に仕事をしましたが、結局、新入社員のデキル人・デキナイ人の違いは、挨拶や受け答えができるかどうか(コミュニケーション能力があるかどうか)だと思います。仕事は組織でするもので、コミュニケーション能力が低い新入社員が来るとチームの和が崩れるので、次第に相手にされなくなるんですよね。最初は一生懸命教えてても不機嫌そうに接されると教える方も気分が悪いですしね。

就活生のコミュニケーション能力を重視しているところは多いですよ。挨拶はコミュニケーションの基本です。

笑顔を忘れないようにする

小売業の多くは接客業です。お客様と接するときに暗い顔でモゴモゴと話されてはたまりません。そもそも貴方もそのような人と一緒に仕事をしたいとは思わないでしょう。先に挙げた、爽やかな明るい挨拶もそうですが、新入社員に求められるのはフレッシュさです。それに、新入社員は、配属されてすぐに他のベテラン社員と同様に仕事をこなせるわけではありません。多くの人に仕事を教わったりフォローしてもらわなければなりません。ムスッとしていては、仕事を教えてもらえませんし、失敗したときのフォローもしてもらえません。面接では、笑顔を忘れないようにしましょう。

しっかりと話を聞く。(相手の目を見て話す)

しっかりと話を聞くとは、実際に相手の話を聞いているかどうかというよりも、採用担当者にしっかりと話を聞いていると思われることが重要です。いくら話をしっかり聞いていたとしても採用担当者にそれが伝わらなければ意味がありません。

では、どうすればよいのでしょうか。

★ポイント

  1. 相手の目を見て話を聞く。
  2. 適度に相槌を打つ。
  3. 内容が分かりにくい場合には質問をする。

採用担当者からよく聞くことのひとつに「面接で話をしているとき、目線を下の方に向けている人が多く、このような人は、本当に話を聞いているのかどうかわからない。」ということがあります。

相手の目を見て話すことは、非常に重要です。さらに適度に相槌を打つと一層よいでしょう。また、説明で分かりにくいところがあれば、質問をするようにしましょう。何でも「はいはい」と言い、質問をしない人より、適度に質問してくれる人の方が印象が良くなります。

テキパキ動く

面接会場では、テキパキ動くように心がけましょう。猫背でのっそり歩く人は、それだけで嫌な気持ちにさせられます。小売業の多くは接客業です。面接の時、ドアから椅子までの間はできる限り意識してテキパキ動くように心がけましょう。

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