店舗見学で注意するべきポイントをまとめています。小売業の就職活動では、多くの会社が店舗見学を実施しています。店舗見学では、就活生に実際の職場(店舗)を見てもらい、仕事の雰囲気を感じてもらうために実施しています。店舗見学は就活生が就職後にすぐに辞めてしまうという事態を防ぐため予防策としての効果もあります。
- 時間厳守
- 言葉づかい(挨拶とお礼)
- 服装
- 質問事項を考えておく
- 持ち物
- 重要な事
時間厳守
店舗見学の時間は必ず守りましょう。最低でも10分前に店舗に着くべきです。私は保険をかける意味で、1時間位前に店舗の近くに着くようにして、カフェなどで事前準備をするのをオススメします。なぜなら交通機関の事故などで予定していた時間に着けないことがあるからです。電車の人身事故など自分の不可抗力で遅れてしまうのは、一見仕方がないように思えますが、会社側からすると、代替手段を使って時間通りに来ることができるように注意すべきであると考えます。
店舗見学は、受け入れる側もそれなりの準備をしています。店舗によっては、店長が時間を作ってくれているところもあります。忙しい人に時間を作ってもらっているという意識を持ち、不測の事態に備えたスケジュールを立てましょう。
言葉づかい
店舗見学で対応してくれる人は、就職するとパート社員、派遣社員も含めて、全員が先輩になります。また、先にも書いたように店舗の人は、店舗見学を受け入れるために時間を作っています。店舗見学では言葉遣いに気をつけ、挨拶、お礼を忘れないようにしましょう。
店舗見学での服装
店舗見学での服装は、原則としてスーツです。会社側から私服で店舗見学するように指示されない限り、スーツで行きましょう。学生でたまに私服で店舗見学を受ける人がいます。店舗見学は客としての立場から行くのではなく、就職活動の面接を受けるという立場で行きます。
質問事項を考えておく
店舗見学では、多くの企業で最後に質問コーナーのような場面があり、必ず「何か質問はありますか?」と言われます。会社のパンフレットや説明会で疑問に思ったことなどをまとめておきましょう。何を質問したらよいのかわからなくても、絶対に質問しましょう。どうしても思いつかない人は、会社説明会で他の人が質問したことを言い方を変えて質問するのも良いです。店舗見学は少数(一人の事も多い)で実施されるので、会社説明会で他の人が質問していたことを質問しても社員には分かりません。質問がないということは、それほどその会社を興味がないと判断されます。
店舗見学での持ち物
- シャーペン
- メモ帳
- 会社案内(パンフレット)
店舗見学では必ず筆記用具とメモ帳を用意して、店舗見学で説明を受けたことをメモします。会社側からすると「メモを取らない人=やる気のない人」と判断します。また、会社案内もカバンの中に入れておきましょう。クリアファイルなどにまとめて、『株式会社○○ファイル』というようなファイルを作成し持ち歩くのも効果的です。そのようなファイルを持っていることがわかると会社側は、非常に印象が良いです。
店舗見学で重要な事
店舗見学で重要なことは、店舗見学を実施した社員は、必ず採用担当者に就活生の状況を報告します。どんな質問をしたか、印象はどうだったかなど、企業によっては非常に細部まで報告させるところもあります。会社にとって店舗見学は、採用活動の一環なのです。どこで何を見られているか分かりません。面接を受ける時のように気を引き締めて店舗見学に臨みましょう。
販売士は就職活動で役に立ちます
販売士は就職活動で役に立ちます。販売士は、わが国の流通業で唯一の公的資格として高く評価されており、採用の基準、昇進・昇格の条件にしているところや社員の自己啓発の一環として資格取得を奨励している企業もあります。そのため転職や就職の際の有力な武器となります。近年、受験者は小売業のみならず、製造業や卸売業、サービス業などへの就職を目指す学生の方々にまで広がっています。 販売士は、勉強すれば合格することができる資格です。是非、受験を考えてみてください。販売士の勉強法などはこちらでまとめています。