スーパーの売り場の配列には法則がある!

日本には多くのスーパーマーケットがあります。イオンやダイエー、ライフ、イカリスーパー等など地域の中小企業スーパーを含めると数え切れないほど会社があります。どのスーパーもそれぞれ独自の品揃えをしています。しかし、その売り場の配列には一定の法則があるのです。

スーパーに存在する一定のルールとは

日本には数多くの会社がスーパーマーケット(食品スーパー)を経営しています。どの会社も他社との差別化を図ろうと独自の品揃えを心がけています。たしかにイオンのような全国チェーンのスーパーと地元の地域密着型のスーパーとは品揃えが違います。しかし、スーパーには売り場構成に一定のルールがあるのです。多少の違いはありますが、ほとんどのスーパーの売り場は次のような配列になっているはずです。

スーパーの売り場の配列

このようにスーパーの売り場は入り口近くに野菜売り場を配置し、続いて肉・魚売り場という配列になっています。これはお肉で有名なスーパーであっても魚で有名なスーパーであっても殆ど変わりありません。

色鮮やかな野菜は季節感を与える!

どうしてこのように売り場の配置が決まっているのでしょうか?別に法律で決まっているわけではありません。理由は簡単です。このように入り口近くに野菜売り場を設けているのは、野菜が季節感を与えるからです。スーパーで取り扱っている商品で最も季節感を与えるのが野菜なのです。

「魚も季節によって取れるものが違うし、お菓子だって季節限定とかある」と思った人がいると思います。その通りで、季節感を与えるのは野菜に限ったわけではありません。野菜に限ったわけではありませんが、野菜が最も季節感を与えるのです。例えば魚に季節を感じる人はどのくらいいるでしょうか?たしかに秋のサンマ、冬のフグは美味しいですし、キスやアジは夏の魚といわれています。では、マグロはどうでしょう?タコは?アナゴは?…それぞれの旬を言える人は決して多くないと思います。それに魚の色は野菜ほどにカラーバリエーションが豊富ではありません。

続いて、お菓子です。たしかに最近では「春限定」「夏限定」といった季節物商品が多く発売されています。期間限定ですので季節感はありますし、パッケージも色鮮やかでキレイです。ですが、お菓子はあくまでお菓子。スーパーのお客様の多くはご飯の食材を買いに来店します。お菓子が目当てではありません。お菓子はあくまでもサブなのです。バレンタインなどのイベントがあれば店頭に陳列しますが、そうでもないのにサブを前面に出しても仕方ありません。

このような理由などにより、どのスーパーの入り口正面にも野菜売り場が配置されているのです。

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