ブラック企業(ブラック会社)とは、従業員に対して労働法等に抵触しそうなスレスレの条件で労働を強いたり、パワーハラスメントが常態化している社風の企業のことをいいます。
どこの会社でも似たようなことはある
「ブラック企業とは」で紹介している事例は極端ですが、どこの会社でも似たようなことはあります。手当の付かない残業をしなければならないときもありますし、理由のわからないことを言われたりすることもあります。私の経験でいえば、私が結婚したときに職場の人から「皆でプレゼントしたいけど何がいい?」と言われた後に、その当時の上司に呼ばれ「お前がもらうのはオカシイ、どういうことだ。なぜ断らない!?」と言われたこともあります。意味不明ですよね。ですが、それが『仕事』というものであると思います。きっと当時の上司に嫌われていたから、皆からお祝いを貰うことが気に入らなかったのだと思います。あとで他の人からフォローしてもらったので良かったですが、若かった当時の私には???でした。ここでは書きませんが他にもこの上司とは色々ありましたよ。(今では立場が逆転しているので会って話を聞いてみたいものです。)
私のような事は社会人になると常に隣り合わせで、このような事が嫌だというのであれば、働くことはできません。公務員であっても上司や同僚などに気を使わなければなりません。手当の付かない残業をしたくない、人間関係に悩まされたくない、そういった人は無人島で自給自足しなければ実現できません。
辞めた人の意見はあまり参考にならない
就職活動をしていると必ずと言っていいほど、先の事例のようなブラック企業(ブラック会社)に関する情報を耳にします。中には、本当かな?と耳を疑うものもあります。会社を辞めた人は、必ず辞めた会社の悪口を言います。「給料が悪い」「上司が無能」「会社が潰れそう」…等。辞めた会社の悪口をいうのは当然です。その会社が嫌だから辞めるのです。会社のことを良く言って辞める人はいません。また、こういった人は、話を過剰にする傾向があります。例えば、自分の仕事の進め方が悪くて残業になったのに、「会社から強要された」「無理な仕事を任された」…などと言う人もいます。会社の中には本当にブラック企業といわれる会社もありますが、ブラック企業と言われている会社の全てがそうではなくて、噂の中にはこういった辞めた人の過剰な話も含まれています。私の同僚が会社を辞めたとき、共通の友達に対してその会社のことを悪く言っていましたが、実際に私がその人の仕事ぶりをみるとその人に非があって上司の方に分があると感じました。
これらの事から辞めた人の意見はあまり参考にはなりません。全く参考にならないとはいいませんが、80%くらいの信用度にしておく方が良いと思います。どうせ意見を聞くなら現在も働いている人の意見を聞く方が参考になります。