会社によっては1次面接に集団面接を実施するところがあります。集団面接をする一般的な目的について。
集団面接をする最大の理由は「効率」!
集団面接をする最大の理由は面接業務の効率化です。インターネットでの応募が主流になる中、人気企業では応募者が殺到します。そのような企業では一人ひとりと面接している時間も費用もありません。そのため1次面接にグループ面接を実施して、ある程度の人数まで絞込み、そこから本格的な個人面接に移ります。
面接活動は意外に費用が必要です。面接官1人の1日あたり面接者数を計算すると、個人面接の場合では1人30分の面接時間とすると1日で16人(1時間あたり2人なので8時間勤務×2人)しか面接できませんが、集団面接であれば大体1人10分程度なので48人(1時間あたり6人なので8時間勤務×6人)も面接できるようになります。
仮に応募者が100人いるとすれば、個人面接の場合には6日以上かかるのに対して集団面接の場合には2日程度で終わります。このように面接期間を短縮することができればそれだけ面接官の人件費を抑えることができます。
他の人との違いを出せるか
集団面接を受けている人はそれぞれ皆ライバル同士です。そういった中で応募者がどういった違いを出せるのかなどをチェックしています。