グループディスカッションの目的と役割分担

グループディスカッションの目的と役割分担についてまとめています。

グループディスカッションとは

グループディスカッションとは、複数の就活生が1つのテーマに対して議論・討論するものです。

グループディスカッションの目的

近年、グループディスカッションを実施する会社が増えてきていますが、グループディスカッションを実施する目的は大きく次の通りです。

  1. 就活生の協調性が見れる
  2. コミュニケーション能力が見れる

仕事は1人でするものではなく、組織でします。いくら能力が高い人材であっても協調性がなかったりコミュニケーション能力がなければ組織としては必要のない、扱いにくい人材になってしまいます。

グループディスカッションでの役割

グループディスカッションでは就活生にそれぞれ次のような役割を与えられます。

  1. 司会(リーダー)
  2. 書記
  3. 時間管理者
  4. 一般参加者

司会(リーダー)

司会(リーダー)は与えられたテーマに対して、議論を先導し、結論まで進める役割を担っています。議論が盛り上がらない場合、又は、盛り上がりすぎた場合、横道にそれた場合などには軌道修正を行わなければいけません。また、あまり参加できていない就活生がいれば話しかけて議論に入れるようにサポートしなければいけません。

司会は一番目立つポジションですが、あまり張り切り過ぎて自分の意見を押し付けてしまわないように注意する必要があります。

書記

書記は就活生が発言した内容のポイントをまとめる役割を担っています。議論をまとめている過程で話が横道にそれた場合には軌道修正を行わなければいけません。議論を記録するのに集中して発言が少なくなってしまうことがあるので注意して下さい。議論のポイントを記録して自身も議論に参加しなければいけません。

時間管理者

グループディスカッションには制限時間があり、その時間内に一定の結論をまとめなければいけません。制限時間の半分が過ぎた時と、終了10分前、5分前に経過時間を伝えるのが一般的です。時間がおしている場合などには司会にその旨を伝える必要があります。

一般参加者

司会、書記、時間管理者以外の人のことを言います。与えられたテーマに対して協調性を持って積極的に発言しましょう。一般参加者は積極的に発言しないと印象が良くありません。

注意点

グループディスカッションが気分が盛り上がり相手を論破しようと躍起になっている人がいますが、これはグループディスカッションではご法度です。会社はグループディスカッションで応募者の協調性とコミュニケーション能力をチェックしています。それなのに相手を論破しようとする行為はまさに自爆以外の何者でもありません。もし自分と対立するような意見が出た場合にも冷静に対応するようにしましょう。

 

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