
メールは電話よりも気軽に連絡できるように思う人が多いですが、実は、学生から送るメールには電話よりもマナー違反のものが多いのです。
メールの例文
就活で会社宛にメールする場合の一般的なモデルは次の通りです。
- 時候のあいさつはいらない
- ①会社名、担当部署、担当者名を書く
- ②大学名、学部名、名前を書く
- ③さり気なく自己PRをする
- ④用件を書く
- ⑤気遣いの文章を忘れずに
- ⑥連絡先を書く
時候のあいさつはいらない
メールは手紙とは違い、時候の挨拶は必要ありません。
①会社名、担当部署、担当者名を書く
会社名だけを書く人がいますが、必ず担当部署も書きましょう。なお、相手が部長や係長である場合は、「○○部長 殿」「○○係長 殿」と書きます。名前の場合は「様」、役職名が付くときは「殿」です。
②大学名、学部名、名前を書く
会社によっては、応募者が多いところがあり、同じ名前、同じ大学の人が連絡してくることがあります。そのため大学名と学部名も忘れずに書きます。
③さり気なく自己PRをする
メールもアピールをできる場所のひとつです。さり気なく自己PRしましょう。ただし、長々と書くのは逆効果です。読むのに時間がかかってしまうので印象が良くありません。文章量としては2行程度(100字以内)が良いです。
④用件を書く
用件は分かりやすく、簡潔に書きましょう。説明会や店舗見学などの予約の場合は、日時と場所は忘れずに記載しましょう。
⑤気遣いの文章を忘れずに
自分の用件だけ伝えて、「では宜しく」というのは社会人として失格です。相手は貴重な時間を使ってあなたのメールを読んでいます。そのことに対する御礼を忘れずに書きましょう。
⑥連絡先を書く
携帯メールに慣れているせいか、学生で多いのが連絡先を書かずにメールを送信することです。連絡先がなくても返信してもらえますが、印象は良くありません。連絡先は、携帯電話や自宅の電話など複数記載しましょう。